もし地震が起きてしまったら?

2021年12月16日

最近、地震や豪雨などの異常気象が世界中で起こっており、ニュースで映像を見ると胸が痛みます。

 

日本は災害大国といわれているので、日本に住んでいる限り、いつ、どこで、どのような災害が発生するかわからないのが現状です。

 

そこで今回は地震が起きた時の防災について考えてみました。

 

 

 

「事後防災」と「事前防災」

 

まず、防災には「事後防災」と「事前防災」と2つの考え方があります。

 

 

事後防災・・・地震が発生した後、困らないように対策を取ること。

       地震保険、保存食や避難グッズを揃えるなどの対策は「事後防災」になります。
       ただ、事後防災は地震で被害を受けないことが大前提です。

 

事前防災・・・地震が起きても被害を最小限に抑えることが出来るよう対策をすること。

       戸建て住宅なら耐震診断をしたり、耐震改修をしておく、家具の転倒防止グッズを

                     設置したりすることが当てはまります。

 


防災で大事なのは「最悪の状況」を想定することです。
地震の場合は家が倒壊してしまうこと、大切な家族の命が奪われてしまうことです。

 

事後防災も事前防災もどちらも必要なものですが、「費用がかかる」や「イメージがわかない」などの理由から事後防災(保存食や避難グッズ)をメインに準備する方が多いのではないしょうか?
実際に私も防災バッグにグッズを詰める事しか考えていませんでした。
事前防災はハザードマップを確認しているくらいかな😱

 

非常食や避難グッズを揃える事も大切ですが、まずは自分が住んでいる家、アパート、マンションの造りを知ること、倒壊の恐れのある建物の場合は強度を高める事などを優先して動きたいですね。

 

 

防災グッズの保管場所 どこが最適?

 

また、防災グッズを揃えた後の置き場所も大事だそうです。

 

皆さんは防災バッグをどこに保管してありますか?
普段は使わないし、場所もとるし。
押入れや台所の収納庫に落ち着いていませんか?


実は私がそうでした…💦
最終的にリビングにあるクローゼット(しかも折り戸…)の奥深くに落ち着きましたが、地震が来て家が壊れかけた場合や、歪んでしまった場合、そのクローゼットの扉は開くことが出来るのかな?(笑)
と考えると、きっと意味がないですよね。

 

どこに置くのが一番適しているかはなんと各家庭によって違うようです!😲

 

例えば、木造2階建ての場合、はじめに1階が倒壊し、その後2階が影響します。

1階が無事で2階だけが倒壊することはまず考えにくいです。
そのため避難グッズは1階ではなく2階の方が良さそうですね👐


自分や家族の命が一番大事なので、まずは急いで避難をし、落ち着いたら取りに帰ればOKです。
また、屋外に倉庫など収納庫がある場合は屋外が最適です。
家屋が倒壊しても収納庫は無事な可能性が高いですし、いざという時に探しやすいからです。


建物の壊れ方を理解し、家の周囲の自然環境を把握すれば、あなたにとって最適な収納場所が見つかりますよ😊


あと、一番驚いたことは「枕元にホイッスルとスリッパを常設する」と災害時に役に立つそうです。


スリッパは外に飛び出したときに、足の怪我を防ぐためです。
大地震が起きた時に玄関まで行き、悠長に靴を履いて避難できるとは限らないですよね。
ホイッスルはどんな状況でも助けを呼ぶときに役立ちます。

 


土地の果実がある岐阜県では、幸いなことにそこまで大きな地震はまだ起きていません。
が、いつ起きてもおかしくないです。
地震が起きてしまったときに大切な家族や自分を守るために対策を取ることが大切ですね。
皆さんも防災について、ご家庭で話し合ってみてはいかがでしょうか?

 

 

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